お客様を想い、一筋に美味しい“深蒸し茶”を探求。

志佐

「写真ば撮るならここがきれいかよ。」と
車を止めてくれた浦上さん。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

新茶の最盛期で、
前日も工場で朝を迎えたほどの
多忙な時季にも関わらず、
一つ一つ応えてくださいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

31才でお茶農家となり、
お茶一筋に努めてきた浦上さんは、
40代で深蒸し茶に出会ったそう。

深く濃い緑色。
なのに、渋くない
まろやかな味わい。

「こういうお茶がつくりたい!」と
一念発起。

そこからご縁が繋がり、
学びに行ったりサポートを受けたり
“深蒸し茶”を探求してきたそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そんな浦上さんが
今も忘れられないと語るのが
50才手前で起こった工場全焼の火事。

建物も機械も焼けてしまい
すべてを失った時、
手を差し伸べてくれたのは
地域のみなさんと
“深蒸し茶”のご縁で繋がった方々。

機械をタダ同然で譲ってくれたり、
業者を紹介してくれたりと
たくさんの方が応援してくれたそう。

その想いに応えたい、
恩返しがしたい一心で
「美味しかお茶ばつくらんば!」と
今も味わいの探求に余念がありません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

葉づくりでは、
土づくりを重視し
油粕やおからなどの有機肥料を混ぜ、
葉が元気に育つよう研究。

加工では、
すべての工程を機械で行う今も、
仕上げ前には自身の目や手で
色、ツヤ、乾燥具合をチェック。

さらには、
自身の舌でお茶を味わい、
天候や湿度などの環境によって
機械を微調整することを
30年以上続けてきた浦上さん。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

奥様の純子さんも
「お客さんのおるけん、
美味しいお茶ばつくらんばって
ずっと考えよるですもんね」と
その探究心を称えます。

1D_6943

「つくることに一生懸命で
その先がなかなかね」と
はにかむ浦上さんですが、
“深蒸し茶”の魅力は
テレビ番組でも話題になったほど。

急須のない家庭も多い今、
若い人にもお茶を飲んで欲しいと
思いを語る浦上さん。

日本食や健康食に
注目が集まっている今、
“深蒸し茶”のご縁がふたたび力を発揮する
そんな日も遠くないかもしれません。

その力の秘訣はきっと、
人と真摯に向き合い続ける
浦上さんと寄り添う純子さんの
お人柄なのだろうと感じました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

稗木場製茶工場

長崎県松浦市志佐町稗木場免1311
☎0956-72-4039
定休日:不定
駐車場:4台
ご来店をご希望の際は、事前にお電話ください。

浦上 政次 さん

31才の時にお茶農家となり、以来、お茶一筋。もともとは地域の共同工場だった「稗木場製茶工場」の5代目。40代の頃に“深蒸し茶”に出会い、「こういうお茶がつくりたい!」と美味しい“深蒸し茶”を探求している。

おすすめの記事