母の夢を家族で実現。三人の女性が営む雑貨店とくらし。【後編】

志佐

「夢って叶うんだ」。

おかあさんこと、かすみさんは
そう思ったそうです。

退職する前から
二人の娘さんと雑貨屋めぐりをするのが楽しみで
「いつか雑貨屋さんができたらいいなぁ」
と、ふんわり考えていた夢。

上の娘さん、麻美さんは
「しないで後悔するより、やってみよう」と
下の娘さん、有希さんは
「子育てしながらでも挑戦できる」と
三人の夢となった雑貨屋。

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かすみさんが夢を描いてから4年、
Komorebi(こもれび)を営む今、
三人で大切にしていることがあります。

子育てを優先すること。

麻美さんと有希さんは子育て真っ最中。
店番などのお店のことはもちろん
家事や育児も協力。

子どもの行事や病気をしたときには
店番を少しの間だけ交代したりと
母娘だからできることがあるそう。

店頭に並ぶハンドメイド雑貨にも、
子育てを優先する三人ならではの
アイデアや工夫が持ち寄られています。

麻美さんの子ども雑貨ブランド
「felice(フェリーチェ)」。

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こだわりはガーゼ素材と実用性。
4重はふわふわ感が物足りず
6重は吸水性が物足りないと感じた経験から、
8重ガーゼを手作りしています。

洗濯するたび空気を含んでふわふわに。
吸水性は高く、よだれ負けの心配は少なく。
赤ちゃんが寝たままでも付け外ししやすく。

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赤ちゃんとお母さんの肌にも心にも
やさしく寄り添うfeliceのアイテム。
ちなみにfeliceとは、
“しあわせ”という意味なんだそうです。

つぎに
有希さんのアクセサリーブランド
「Rosarium(ロザリウム)」。

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なかでも14kgfでつくったアクセサリーは
出産後に金属アレルギーになった
有希さんの経験から生まれたもの。

金属アレルギーが出にくい14kgfですが
市販のものは高価なものが多いそう。
そこで、ママでも気軽に買えるよう
手作りして手頃な価格で提供しています。

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デザインは、どんな服装のときでも
いい脇役になれるようシンプルに。
少し流行をとりいれるのがこだわりです。

子育てを頑張るママに寄り添い
女性らしさを引き立てるRosarium。

イヤリングとピアスのキャッチなど
組み換え加工の相談もOKなんですって。

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そして、
かすみさんの編み物ブランド
「amin(アミン)」。

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子育て中、子どもが眠っている間や
テレビを見ながらなど
育児と家事と仕事の合間を縫って
31年編み続けてきたかすみさん。

早く完成させて使ってほしいなぁという思いで
いま編んでいるのは、どんぐり帽子。

かすみさんのどんぐり帽子は
色や、親子お揃いなどのオーダーもOK。

麻美さんのガーゼ小物とセットになった
“おむつケーキ”は出産祝いに人気だそうです。

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ママ目線も主婦目線も女性目線も三人分。
小さなお店のなかはたくさんの心遣いで溢れ、
少しずつ常連さんも増えてきました。

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夢を叶えたい。

けれど…

と、
あれやこれや出来ない理由を
考えてしまいがち。

難しいことや大変なことも
家族と助け合ったり…
考える視点を変えてみたり…
少しずつでも行動してみたら…?

想像もしなかった方法や
他にはないやり方で
道が拓けるかもしれない。

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“三人寄れば文殊の知恵”。

三人の視点とできることを持ち寄った
かすみさん、麻美さん、有希さん。

頑張るお母さんと子どもたちに
やさしく寄り添う雑貨屋と
ぬくもりのあるくらしが
新しい夢とともに育まれています。

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雑貨屋komorebi(こもれび)

住所:長崎県松浦市志佐町里免160−4
☎0956-76-7418
時間:10:00〜16:00
休み:日曜・祝日
駐車場:7台
Facebookhttps://www.facebook.com/zakka.komorebi/
Instagramhttps://www.instagram.com/komorebi.zakka/

(左から)有希さん・かすみさん・麻美さん

雑貨屋komorebiを営むおかあさん・吉永かすみさんと、姉・矢岳麻美さん、妹・本田有希さん。それぞれハンドメイド作家。麻美さんは料理好き、有希さんは子ども好きで、家事や育児も協力。おふたりの子どもはみんな兄妹のように育っているそう。

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