海と山が見えるカフェで、第二の人生を。60才でUターン起業した松永ご夫妻。【後編】

志佐

60才で松浦市にUターンして
カフェをつくろうと決意した松永良二さんと
奥さまの京子さん。

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とは言え、コーヒーも料理も素人。

仕事を1年間休んで
修業を積みました。

ホテルのシェフに
トレーナーについてもらい、
サンドイッチの作り方などの基本から
メニュー開発、コーヒーの淹れ方など
みっちりと学ばれたそうです。

オープン直前の3月の末頃には
トレーナーさんが名古屋から4日間来てくださり、
松浦市の水や食材に合わせてレシピを一緒に調整。

このトレーナーさんが偶然にも同級生。
さらに、同じ長崎県の出身だったそうで、
親身になって教えてくれたんだとか。

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カフェの内装と外装は、
全て良二さんと奥さま・京子さんがプロデュース。
店内にセンスよくちりばめられた
テーブルやチェア、手洗いボウル、木材すべてが
良二さんと京子さんが一つひとつこだわって選んだもの。

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外装にもおふたりのこだわりが詰まっていて、
入り口から見えるバラの木々は
名古屋のご自宅で植えていたものを
大切に持ってきたんだそう。

「引越し業者に、緑をこんなに
トラックいっぱい載せたのは
はじめてですって言われたよ」と
良二さんが笑いながら話してくれました。

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メニューは、
こだわりのコーヒーにソフトドリンク、
ナポリタンやピザ、パスタなどのフードメニュー、
シフォンケーキやコーヒーゼリーなどのデザートメニュー。

すべて良二さんご自身が
美味しいと思うメニューを
ラインナップ。

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さらに特筆すべきは、このメニュー表。
良二さんと京子さんの娘さん・結実さんと
その旦那さまがデザインのお仕事をされていて、
オープンに向けて作ってくださったんだそう。

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メニュー表の表紙やショップカードに描かれた
カフェのイラストは、結実さんの旦那さまの手描き。

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そして、メニュー表の最後には
もう一人の娘さん・恵実さんが書き記した
「柞の木」物語。

お父さんの60才の挑戦を
お子さんたちが想う気持ちが
こちらにも伝わってくるようです。

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良二さんは、
「あれ?名古屋にいたのかな?って
気分になるよ。」と笑います。

ずっとここで過ごしてきたような安心感。
名古屋に居た時と働く時間は変わらないけれど
気持ちが全然違うそう。

「目の前の景色が、
駅前の高層ビルと自然の風景とじゃ全然違う。
気持ちがのんびりするよね」。

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“カフェ”を通じて
友人が集まる場をつくったり、
地元のいいいものや美味しいものを
探して発信したり、
自分たちのペースでのんびり
楽しみながらやれたら。

そんな第二の人生を
ご家族の応援を受けて
スタートさせたおふたり。

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都会での経験と知見と
松浦の魅力を掛け合わせた
すてきなセカンドライフを覗きに、
また、カウンターへ出かけたいと思います。

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松永 良二さん・京子さん

松浦で生まれ育った良二さんと、鹿児島生まれ、名古屋育ちの京子さん。京子さん曰く“やんちゃな宇宙人”のような良二さんと良二さん曰く“空気(意識はしないけれどないと生きていけない)”のような京子さんの醸し出す雰囲気も、カフェの心地よさの一因。