海と山が見えるカフェで、第二の人生を。60才でUターン起業した松永ご夫妻。【前編】

志佐

まちの中心部から少し離れ、
丘を少し登ると見えてくる
木々に囲まれた家のような建物。

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駐車場に車を止めて
入り口へ向かうと
季節の花々やバラの木々。

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カフェの扉をあけると、
5.5mもの高い天井と一面のガラス窓。
ジャズの音色とコーヒーの香り。

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4月17日にオープンした
「ガーデンカフェ柞の木」は
松浦で生まれ育った松永良二さんが
奥さま・京子さんと造り上げたカフェ。

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「第二の人生は
自分も楽しめる場所で
のんびりやろうと思ってね。
人生、一度切りだから。」

カウンター越しにコーヒーを淹れながら
一つひとつの問いにハキハキと
答えてくださる良二さん。

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松浦市を離れたのは42年前。
高校を卒業し、名古屋で
電気設備工事の会社に就職。

名古屋万博や
複合商業施設・アスナル金山、
大型集客施設・大名古屋ビルヂングなどの
大きな仕事を請け負う忙しい日々。

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そんな中、
趣味として楽しんでいたのが
自宅のガーデニング。
中でもバラは、40本近く植えて
楽しんでいたんだそう。

たまの休みには
季節の花々が咲いた自宅の庭に
仲間や同僚、若手を招いて
海鮮BBQでおもてなしするのも
良二さんの楽しみだったそうです。

60才を迎える頃、
「やれるだけやったかな」
「まぁ、いいかな」と思い
松浦市にUターンしようと決意。

Uターンすることは、
名古屋で就職したころから
本籍は松浦市に残したままで
もともと決めていたことでしたが、
戻るなら何かやろうと考えた良二さん。

幼いころに友人と集まっていた
喫茶店や洋食店が閉まってしまい
ご自身が寂しく感じていたことや、
地元の友人から「集まれる場がない」と聞いたことから、
「盆や正月に帰省した友人が
集まれたり、立ち寄れる場を」と思い
カフェの構想がはじまったそうです。

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良二さんは仕事柄、コーヒーを
毎日8杯飲んでいたというほど
コーヒー好き。

42年間暮らした名古屋は
カフェ文化が浸透したまち。

「名古屋スタイルのカフェを松浦でやろう。
やるなら自分も楽しめる場所で」と
選んだのが実家があった場所。

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小高い丘の上から
朝日も夕日も望める絶景スポット。

駐車場もゆったりとれて、
自然の景色を眺めながら
のんびり過ごしてほしい。

そんな思いを込めて
思い出の詰まった場所で
こだわりの詰まったカフェづくりが
スタートしました。

【後編】につづく

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松永 良二さん・京子さん

松浦で生まれ育った良二さんと、鹿児島生まれ、名古屋育ちの京子さん。京子さん曰く“やんちゃな宇宙人”のような良二さんと良二さん曰く“空気(意識はしないけれどないと生きていけない)”のような京子さんの醸し出す雰囲気も、カフェの心地よさの一因。