10年の海外生活を経て、ジャパンブランドの立ち上げに参戦!女性柔道家の新たな挑戦。【後編】

志佐

日本のものづくりの力を世界にPRするため
ジャパンブランドを立ち上げるプロジェクトが始動したばかりで、
スタッフを募集していると聞き、
石田さんは地元だったこともあり
「企業勤めを経験してみたい」と
日本に戻って転職したそうです。

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しかし、社会人になってすぐに
海外で10年以上を過ごした石田さんは、
日本で働いて多くのギャップに悩まされたそう。

「海外は、良いものは良い。悪いものは悪い。
自分のイエス、ノーも、はっきりしている。
日本はグレーなことも多いし、
自分の意見もやわらかく伝えたり…」と
海外ではじめて生活したときと同じように
「文化を受け入れて自分が変わらなきゃ」と
ギャップを過ごしずつ埋めていったそうです。

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エミネントスラックスでの
仕事内容は、広報。

エミネントスラックスの売りは?と聞くと
「“日本製”と書かれた製品でも
100%日本製と言えるものは少ない。
例えば、日本の工場でつくられてはいるけれど
つくっている人は海外の人だったり。
エミネントスラックスの製品は
100%日本製と胸を張って言えるのは
すごいこと」だと教えてくださいました。

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さまざまな業務を担当するなかで
石田さんの楽しみは
年に2回、市内で開催される
工場直営の販売会。

石田さんは、
販売会の戦略から企画までを
一任されているんだとか。

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3回目となる今回は、
メンズスラックス仕立ての
初のレディスパンツがお目見えしたそう。

この企画は石田さんのアイデアで、
販売会会場で「レディスはないんですか?」と
お客様によく聞かれたことから
工場のラインや機械を変えずにつくれる
“メンズ仕立てのレディスパンツ”を発案。

エミネントスラックス自慢の縫製技術を活かし
「ここまで縫製にこだわったレディスパンツは
なかなか見ない」と自信を持って言える
パンツが完成したそうです。

具体的には、
ポケットの大きさや
ウエストの処理、
また上の高さを
レディス規格に変更。
エミネントスラックス独自の
プレス技術や縫製技術はそのまま活かした、
極上の穿き心地なんだとか!

販売会でお客様の反応を見て
今後の企画に反映したいと言う石田さん。

将来的には、
海外でかつて指導した生徒たちが
自身が関わったジャパンブランドを
成人式で着てくれたら…と
夢を話してくださいました。

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偶然のきっかけを
確かなつながりに変えて、
キャリアを積み重ねる。
「常に新しいことに挑戦してみたい」
と言う思いに真っ直ぐに生きる石田さん。

新たな道で一本をとるその日まで、
修業の日々は続きます。

石田 良子 さん

エミネントスラックス 広報担当。2年目。2003年から2014年の間、スリランカ、ラオス、タイで柔道教員や柔道インストラクターとして活躍。帰国後、地元企業のエミネントスラックスに転職。海外とのネットワークを活かしながら、PRツールの翻訳なども行う。

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