青大生と次代の魅力をつくりたか! その2

本物だからこそ。松浦のジレンマ。

中村:私は、九州アートディレクターズクラブという、
   日本で唯一他県・他業種のクリエイター約80名が集う
   団体に所属しています。

   その活動の一貫で、
   九州のクリエイター200人の
   400点以上の仕事を集めた本をつくりました。

   九州のクリエイターの仕事は、ここ数年、
   地域の事業者や企業の
   商品開発や販促など、
   地域の魅力を発信するものが
   格段に増えています。

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いぬ:地方創生で、クリエイターの仕事の内容も
   変わってきたったいね。

中村:そうですね。

   九州各県、各地域の好例を見たり、
   それらを担当したデザイナーの話を聞いたり、
   九州のトップクリエイターの先輩の話を聞く機会もありました。

   そうしていく中で、
   松浦が全国に魅力を発信するには、今、
   何かが足りないように感じたんです。

しし:松浦はそもそも、
   発信が足りとらんやったよね。
   ふるさと魅力発信係が出来たのが去年の10月で、
   ふるさと納税・魅力発信室が出来たのは今年の4月やもんね。

中村:そうですね。
   もちろん、松浦には、
   アジ・サバ漁獲量日本一
   トラフグ生産量日本一
   クルマエビは築地でNo.1
   民泊体験受け入れは年間約3万人
   日本初・海底の国史跡「鷹島神崎遺跡」など、
   全国に誇れる魅力があります。

   ただ、これらは、
   ありのままを発信しても
   有名になりにくい共通点があるんです。

しし:有名になりにくい?

中村:あくまで、一般的には、ですが…。

   例えばですね、野球を考えてみると、
   日本で指折りに入る有名選手なら
   野球に興味のない人でも
   なんとなく言えますよね?

いぬ:長嶋、王、原とかきゃ?

しし:そら、もうみんな、引退したばい!

中村:イチロー、マーくん、松坂大輔とか?
   私も野球には興味無いですが、
   セ・パのチームもなんとなく言えます。
   ソフトバンク、ロッテ、日本ハム、

いぬ:楽天、巨人、中日…

しし:広島、阪神、ヤクルト…
   出てくるもんやね!

中村:さらに野球は、
   一般の人がやろうと思えば
   都会にも田舎にもグランドはあります。

   ボールとバットが1個づつあれば
   たくさんの人が、その楽しさや難しさを
   気軽に体感できます。

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しし:おいも、野球ばしよるばい!
   自分でやると
   プロの凄さのわかるよね〜。

中村:一方で、バドミントンやラグビーは、
   オグシオや五郎丸選手の登場によって
   そのスポーツ自体が有名になり
   テレビや新聞で目にする機会が増えました。

   しかし、その楽しさや難しさを体感するには
   それなりに道具を揃えて
   コートがある場所を探さなくてはいけません。
   気軽にはなかなか体感できにくいです。

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いぬ:そうやねえ。
   原っぱでバドミントンできるばってん、
   コートでするのとは別のスポーツみたいに
   難しかもんね。

中村:そうなんですよ。
   私も、原っぱで父とバドミントンをよくしていて
   楽しかったので、バドミントン部に入ったのですが、
   はじめはそのギャップに驚きました。
                                                  そして、バドミントンをしていた私ですら
   オグシオ以降の有名選手は
   すぐに出てきません(>_<)

その3
「本物を気軽に体感できる、魅力的なコト・モノづくりを。」
に続きます。

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