大好評!「おとうさんかん」制作秘話
2016.08.8
「青の大学」の中でも
リリース以来、じわじわと
人気が上昇している「おとうさんかん」。
第二弾が決定した今あらためて
「おとうさんかん」を企画した
松浦を愛する青大生である梶原さん、板野さん
(九州アートディレクターズクラブ所属)と
青の大学 魅力発信委員・中村友香の
思いや制作裏話をご紹介します。
そもそも「おとうさんかん」は、
“住みたい・住み続けたいまちづくりPR事業”で
企画された「青の大学」のコンテンツとして生まれたもの。
住む・住み続けるためには、仕事が不可欠。ならば、
松浦の暮らしの魅力を含めて
松浦ならではの“働き方”を伝えたいと考えました。
“働き方選び”は“生き方選び”だと
私自身感じていたからです。
そして、もちろん、UIターンを増やしたい。
松浦市はいま、若いキーマンが
もう少し増えてつながっていくと
もっともっと元気になるのでは!とも
感じていたからです。
そこで、Uターンを重点的に捉え、
松浦ならではの“働き方”を伝えることに加えて
“郷土愛”を呼び起こすような
コミュニケーションを考えていく中で、
梶原さんがデザインしてくださったのが
「おとうさんかん」。
松浦で育った記憶のある方の右脳
(思いやり、優しさ、想像力、決断力等)を刺激することで、
青い海を見て好きだった子を思い出しSNSで繋がったり、
歌を聞いて親を思いだし声を聞きたくなったり、
地元で活躍している友達に現状を聞いたり。
そうしているうちに、
海、空、土、祭り等、
心が落ち着く人間の本来の暮らし方、
心地よい環境へ戻りたくなる。
こうした効果を狙うには、
映像のクオリティーの高さが必要です。
子どもが親を参観して作文を読むというシンプルな構成だから、
演出のないリアルな動きや表情、心地よい音楽、
カメラマンが選択するカメラのレンズとフレームワークのセンス等が
最高点に出来てこそ効果が狙える、と梶原さんは言います。
また、板野さんは、
松浦では一次産業が盛んで
子どもに働く姿を見せられることは
松浦ならではの働き方の魅力の一つと話します。
一次産業の軸は、家。
勤め人の軸は、会社。
家、家族を中心に考えて暮らしたい人の
心にしっかりと伝えることで
一次産業の魅力や価値を見直す
きっかけになればとも!
出演者のありのままの働き方を
そのまま映像にした「おとうさんかん」。
それが、感動に繋がったのは、
松浦市で働く出演者の環境が素晴らしく、また、
都会で暮らす多くの人がいまの暮らし方に
危うさを感じているからかもしれません。
「おとうさんかん」第二弾では
手つかずの自然と昔ながらの手しごとが残る
青島の漁師のおとうさんを特集。
青島ならではの働き方、生き方を
右脳を刺激する映像と
心地よい音楽でお届けできるよう、
撮影いってきます!