「結」から生まれるエネルギー。
2018.01.4
あけましておめでとうございます。
旧年中は、青の大学を見てくださり
本当にありがとうございました。
今年は、見てくださっているみなさんに
より楽しんで見ていただけるよう
0円で出来る知恵と工夫を
こらしていきたいと思っています。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
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昨年末のおはなしを一つ。
松浦市の魅力を心と体いっぱいに感じた
イベントがありました。
ガーデンカフェ柞の木で行われた
「ちいさな大人のおはなし会」。
以前、青大でもご紹介した
佐織さんの夢だったイベントです。
佐織さんは19年前から
子どもに読み聞かせボランティアをされるなかで
絵本の絵やお話に癒される心地よさや
忙しさからリフレッシュできる時間を
大人につくりたいと温めていたそう。
まちの人に空間を活用してほしいと考えていた
柞の木のマスターと奥さんが佐織さんの夢を聞き、
場所を提供されて実現しました。
佐織さんが選んだ絵本は、4冊。
よっつめの時には
会場からすすり泣きする声がチラホラ。
私も場の雰囲気をこわさないよう
鼻水をすするのを必死に我慢しました。
佐織さんの読み聞かせのあとは
柞の木のコーヒーとシフォンケーキ、
KAZUTOMOのミニライブ、
抽選会、サプライズのお花など
盛りだくさんの内容となった
「ちいさな大人のおはなし会」。
佐織さんの夢が
たくさんの人の思いとつながって、
まるで顔なじみの結婚式のように
やさしくあたたかな時間を過ごせました。
その時に感じた感覚や気持ちは
いまもはっきりと覚えているほどです。
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そのあと拝見した
水引デザイナー長浦ちえさんの言葉。
「“結ぶ”の語源は『産霊(むすひ)』といわれ、
結び目に新しい魂が宿るといいます。ー」
(FRISK JOURNAL より)
地域では“つながり”が魅力とよく言われますが
そこから生まれる新しいエネルギーが
魅力につながっているのかもしれない。
以前、松浦で
“結(ゆい)”という助け合いの仕組みがあった
と教えていただきました。
みんなならできること。
いまだからできること。
地域だからできること。
持続可能で循環できる
昔ながらの新しい“結(ゆい)”の仕組みを
同じ思いを持った人とつくれないだろうか?
と、昨年からずっと考えています。
人の思いをつなげて。
日々の活動を未来に結んで。
松浦のみなさんの
しあわせな笑顔が増えますように。
みなさんのご意見やお知恵も
ぜひお聞きしたいと思っています。
新年もどうぞよろしくお願いいたします!