民間一体で育む。“結の精神”と食がもたらす心の豊かさ。
田代
2022.07.27
松浦市が
民間一体で取り組む事業の一つ、
「民泊体験」。
その魅力を地元・松浦の親子にも
体験してほしい!と、今年
特別なイベントが実施されています。
その名も、
「親子de農業
もち米・サツマイモ栽培&収穫祭」。
松浦市内在住の親子40名ほどが参加。
地元農家の指導のもと
年間3回の農業体験を行います。
①サツマイモ 苗植え/もち米 田植え(6月)
②サツマイモ 生育確認/もち米 稲刈り(10月)
③サツマイモ 収穫/収穫祭※(11月)
※田代地区で開催予定のコスモス祭りにて収穫祭を行い、餅つきや農作物の販売体験、お祭りのイベント等にご参加いただきます。
この体験をコーディネートしているのが
まつうら党交流公社。
これまでに述べ30万人以上の
民泊体験受け入れの調整を行った
コーディネート組織です。
松浦市は昔から農漁業が盛んなまち。
民泊体験は、2003年に
1,000人ほどの受け入れからスタート。
“ほんなもん体験”と銘打ち、
松浦で長い期間をかけて受け継がれる
自然と共生する農漁村との営みを
簡易化せずに体験する
“ほんなもん”のプログラムが特徴です。
今回のイベントでも、
地域の人で寄り合い、助け合っていた
昔ながらの農業体験を提供。
インストラクターを担当した岩木さんに
お話を聞きました。
「今まで30万人以上に民泊体験を提供できたのは、
まつうら党交流公社の細やかなコーディネートのおかげ。
コロナ禍でも、しっかり感染対策をした
受け入れができるのは
公社があってこそ。
民泊体験もコロナ禍の影響を受けていますが
なんとか次世代に守り継ぎたいですね。」
まつうら党交流公社がコーディネートする
“ほんなもん体験”は、
時間や手間がかかる分だけ
自然や人とのつながりがとっても豊か。
今回も、機械を使わない手作業で
苗植えと田植えが行われました。
参加者は、泥だらけになりながら
昔ながらの田植えや米づくりを学んだり、
虫探しや水路で遊んだり。
体と共に心も思い切り動かす子どもたちと
それを笑って見守る親御さんの姿がありました。
自然や地域と
共生するからこその体験。
得られる心の交流。
“結”=助け合いの精神も、
民間一体で子どもたちへと
伝えられています。
年間3回のイベント。
次回は10月です。
サツマイモ 生育確認/もち米 稲刈りの
レポートもお楽しみに!