日本で唯一!?松浦で広がる珈琲感謝祭の輪。

今福

秋深まり、金木犀が香る10月1日。
「コーヒーの日を祝う会」が主催する
第4回珈琲感謝祭が
今福神社で執り行われました。

10月1日は「国際珈琲の日」。
そもそもコーヒーは、約400年前
南蛮渡来で長崎に伝わったものの一つだそう。

おいしいコーヒーが飲める
平和な時間に。

一杯のコーヒーの裏にある
たくさんの人の働きや思いに。

コーヒータイムを豊かにしてくれる
おさんじ(おやつ)職人さんにも
感謝を込めて。

お祭り。巫女舞の奉納。

お神酒かわりのコーヒー。

そして、神社の境内でお楽しみタイム。

「コーヒーの日を祝う会」の
こだわりも多彩なコーヒーや
自家焙煎豆、おさんじなどの販売が行われ、
一時は行列ができるほどに賑わいました。

ちなみに、南蛮渡来とは、
ポルトガル人やスペイン人からもたらされた
珍しい品物や文化のこと。
*アジなどの“南蛮”漬け(南蛮では“エスカベシュ”)、カステラ、金平糖、ボーロなど

島国である日本の文化形成に
大きな影響を与えたと言われています。

今、当たり前に暮らしにあるものも
約400年前は、珍しい、異国のものだった。

人と人のつながりによって
過去も、今も、未来も
その土地ならではの物語がある。

今は珍しい物や文化も
人と人のつながりによって
未来には当たり前になるかもしれない。

そんなことをぼんやり思いつつ…

ゆるやかにつながる人たちと会話して
おいしいコーヒーとおさんじをいただいて
心も体もゆったり満たされた珈琲感謝祭でした。

早田 伸次 さん

松浦市生まれ、松浦市育ち。高校・大学時代はラグビーに没頭。大学卒業後、東京で営業職などを経験し、実家・今福神社へと戻る。2016年10月1日より、今福神社51代目宮司に就任。花火大会やおくんちなど、地域の行事にも精力的に取り組む。趣味は、食、お酒、自転車、旅、読書、音楽、松浦党など多彩。

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