しあわせって何だろう? 約30人の漁師の島へ。

飛島

雨予報だった11月29日。
晴れ間が見えてきた今福港から船に乗り
松浦市の離島・飛島へ行ってきました。

飛島は現在人口約40名。
そのうち漁業者が8者。
中でもイワシ漁が4者あるそう。

飛島へ出かけた目的は
「恵美寿まつり」。
一年の安全と収獲に感謝し、
新たな一年の安全と収獲に感謝する
漁師まちならではのお祭りです。

島につくと、
漁師さんや奥様方が公民館に集まり
神様へのお供え物や食事の準備中。

漁師さんが何やら捌いていたので
覗いてみると…
60センチほどの鯛が2匹!
他にも、スズキやヒラマサなど
50センチ超えの魚がごろごろ!!

漁師さんたちは
内臓を取る、三枚におろす、皮をはぐなど
工程毎に作業分担して
大きな魚を次々と捌いていました。

準備が整うと
港近くの神社に漁師さんや奥様方が集合。
「恵美寿まつり」が執り行われました。

この日は、飛島でおそらく初めてという
“巫女舞”の奉納も。

漁師の仕事は
まだ外が真っ暗な深夜からはじまります。
視界が見えにくい中で、波のある海に出て
全身を使って力仕事。

一つ間違えば
命を左右する危険な仕事です。

漁師さんやその奥様、地域の方々で
一年間、安全に仕事ができた感謝を込めて
大漁祈願の思いを込めて
お祭りが執り行われました。

お祭りのあとは
お楽しみのお食事会!

テーブルには
タイやブリのお刺身
アラのお吸い物のほか、
釜揚げしらす、
タチウオの干物、
カニなど海鮮づくし!!

漁師のお祭りならではのお食事をいただきながら、
漁師さんたちが熱心に話してくださったのは
島の歴史。

「飛島は昔、炭鉱で、4,000人もの人がおって。
こどもも200人くらいおったとよ」

「このこどもが、あの人。
 これが、俺!」

ファイル6冊分もの写真を見せてもらいながら
島の歴史を教えてもらいました。

かつて4,000人もの人が暮らした飛島。
いまは約40人。

しかし、
漁師さんたちの言葉から伝わってくるのは
島と漁業への誇り。
悲観的な言葉は一切ありません。

「お金で買えんものがここにはあるとよ」

ガハハ!と笑いながら
お刺身を次々と進めてくれる漁師さん。

地域の暮らしで守るべきものは何か。
変わらずにあるものは何か。

本物の“シビックプライド”を
見せてもらった
貴重な時間となりました。

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