売上げアップ&跡取りゲットの“思考法”。その1
2016.06.13
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しし:梅雨入りしたバイ。
外に出られんけんね、
作戦会議するなら今バイ!
いぬ:なんの作戦きゃ?
しし:「まつらゼミ」は、
次代の魅力をつくる場たいね。
次代、って言えばくさ、
解決せんば問題のあるたい。
いぬ:そりゃなんね?
しし:事業者の人はくさ、
売上ばあげたかやろ?
跡取りもほしかよね。
いぬ:そりゃそーばい。
ばってん、なかなか難しかバイ!
しし:それば解決する秘訣ば
中村友香ちゃんが勉強してきたらしかと!
いぬ:そんか秘訣のあると!?
中村:はい!勉強してきました!!
ローカル戦国時代を生き抜く“通貨”。
中村:いま、たくさんの地域が
特産品を使った商品開発をしたり、
商店街を活性化しようと頑張っていたり、
地域のPR合戦が繰り広げられていますよね。
しし:ほんなこて!
東京には、地域の商品ば集めた
商業施設や専門店も
たいーそ出来とるとってばい。
いぬ:そがん、たいーそあるとや。
中村:そがんですよ。
まさに、ローカル戦国時代!
この時代を生き抜くには、
ある“通貨”を獲得することが
重要なんですって。
しし:通過するための“通貨”ってか?
いぬ:・・・。
中村:あ・・・。えっと。
ローカル戦国時代を通過するために(照
獲得すべき“通貨”。
なんだと思います?
しし:わはは。特別なお金きゃ?
いぬ:たくさんのお金きゃ?
中村:たくさんのお金、はんぶん正解です!
たくさん獲得するためには
“外貨”を狙うことが大切なんだそう。
教えてくださったのは、
事業プロデューサーの江副直樹さん。
大分県日田市を拠点に、
九州で多くの事業をプロデュースし、
売上げアップはもちろん、担い手確保など、
多くの成功事例を作られた方です。
しし:“外貨”って、どがん意味きゃ?
中村:“市外の通貨”。
松浦市外の人に買ってもらう、
ということです。
それも、日本、世界、と広範囲で!
いぬ:せせせ!世界!?
しし:松浦んもんは、なかなかそがんことは考えんばいねえ。
いぬ:地域の人との昔からの付き合いもあるけんねえ。
中村:地域の方との昔ながらのお付き合いが続いているのは、
松浦の素敵なところですよね。
でも、それも、橋がかかったり、子どもが減ったりして、
少しずつ変わってきているんじゃないでしょうか?
しし:確かに、橋のかかってから、
福島・鷹島からは伊万里や唐津に行きやすうなって
松浦市内で買い物する人の
減ったらしかばい。
いぬ:伊万里や唐津の方が、いろいろ揃っとるけんねえ。
中村:わざわざ行きたい、わざわざ買いたい、
そう思ってもらえる「こと」や「もの」を考えることが大切。
「もの」は、販路を開拓できれば
全国で販売できるし、
ネットを使えば世界にPRできます!
しし:そいばってん、全国で売ったり、
世界で興味ば持ってもらうって
難しかごたるねえ。
いぬ:全国で売るってなると
それだけライバルも増えるばい。
中村:そうなんです。
時は、ローカル戦国時代。
強腕のライバルがうようよ…。
しし:かぁ〜!そりゃ難しか!金もなかもん!
いぬ:販路開拓って言うても、
簡単じゃなかやろうしねえ。
中村:でも!!やってみなけりゃわかりません!!
現に、福岡や東京には、
松浦出身で松浦のPRに協力したい!と言ってくれている人が
たくさんいらっしゃいます。
東京に4月にオープンした長崎県のアンテナショップは、
商品の販売はもちろん、イベントスペースも安く借りられるんです。
アンテナショップがあるエリアは
いま、東京で、暮らしや食にこだわる人が集まるエリアに
なりつつあるそうですよ。
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江副さんがプロデュースした「九州ちくご元気計画」。
-このプロジェクトの素晴らしさは、「計画と実行と持続継続力」であり、だからこそ地域のヒト(個人・民間・専門家・行政等々)を巻き込んで一大事業化し、人々の行動やふるまいを「健やかに元気」にしている。見事である。