売上げアップ&跡取りゲットの“思考法”。その2
2016.06.13
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ローカル戦国時代を生き抜く“武装”。
しし:友香ちゃんが勉強してきたとは、
「外貨」ば稼ぐって言うことよね?
いぬ:つまり、市外で売っていくと?
中村:そうですね。そのためには、
市外で売れる商品をつくる必要があります。
しし:松浦にあるとばそのまま持って行ったらいかんと?
中村:時は、ローカル戦国時代です。
ほかの地域の武将たちは、
全国で戦うために厳しい訓練をしたり
勝つための戦略を研究したり
強そうな鎧を身につけたりと、
ドラクエやポケモンで言うところの
レベルアップをしまくって、
全国に戦いにやってきます。
いぬ:どがん意味?
中村:全国で売るための商品を多くの中から選抜したり
売れるための戦略を練りに練ったり
つい手にとりたくなるパッケージデザインやネーミング、
商品の仕掛けなどを盛り込んで
売りに来る、と言うことです。
しし:ひいー。なんか、大変そうばい。
中村:江副さんは
事業者の高い意識が成功の秘けつだと
言われていました。
それ以外の、
戦略や、パッケージや、ネーミングは
プロと組んでやればオッケーです!
いぬ:やっぱり、モチはモチ屋ですけんね。
中村:そうですね。
「デザイナー」と言われる人たちは、
人の感性を捉える見せ方や伝え方のプロフェッショナルです。
人が商品を買ったり、イベントに足を運んだりするときは
必ず「感性を捉え」ています。
「おいしそう!」「かわいい!」「たのしそう!」「おもしろそう!」とか
ふと感情が湧き上がる。
全国での販売や集客を計画する時は
プロと一緒に考えていくことをおすすめします。
しし:そうさねー。東京で売るってなると、
ライバルの数は松浦の100倍くらいなるかもしれんもんね!
いぬ:そこでも、江副さんのプロデュースした商品は
売れとるらしかばい。
中村:商品の“武装”をプロと一緒に考えることで
ライバルに負けない強さを持った
人気の武将になれる可能性が高まるはず!
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「九州ちくご元気計画」に参加した事業者さんと生まれた商品の数々。
全国に販路を広げる商品も少なくありません。